希少な海藻を“海の野菜”のように気軽に食卓へ

磯焼けにより減少を続けている海藻を守るために、「シーベジタブル」では専門家とともに海藻を徹底的に研究。世界で初めて地下海水を用いた海藻の陸上養殖に成功しました。「野菜のように、海藻が日常の食卓に当たり前のように並ぶ光景をつくりたい」との想いから生まれたシーベジタブルの海藻は、香りの豊かさや味わいの濃さも特徴で、料亭やミシュランの星に輝くレストランでも愛用されるほど。日々の食事に取り入れやすい「すじあおのり」、「あつばアオサ」、「青のりふりかけ」の3種をセットでお届けします。

シーベジタブルが創業当時から特に注目し生産に力を入れているのが「すじあおのり」です。最高級品種とされるすじあおのりの中でも、特に香り高い種苗を選定して養殖。新鮮なうちに乾燥させることで、雑味が少なくさわやかで口溶けまろやかに仕上げることができました。

すじあおのりを使ったおすすめのレシピは「すじ青のりトースト」。東京ベストカフェ50にも選ばれた、地元で愛される「東向島珈琲店」の人気メニューを再現しました。作り方は簡単。食パンにマヨネーズをたっぷり塗ってトースターで焼き、パンに焼き色がついてマヨネーズがじゅわっとしてきたら取り出します。最後にすじあおのりをのせて塩をひとつまみふりかけたら完成。その香り豊かな風味はやみつきになります。

今まで流通することがほとんどなかった「あつばアオサ」は、厚みがあり、山菜のようなほろ苦さと濃厚な味わいが特徴。温かい汁物やバターやクリームなどの乳製品とも相性抜群です。

あつばアオサは加熱しても香りが残りやすいので、味噌汁の具や出汁が利いたうどん、ラーメンなどのトッピングにもぴったり。天ぷらなどの揚げ物に使っても、豊かな香りをそのままお楽しみいただけます。

炊き立てごはんと相性のいいすじあおのりの風味をより感じられるようにと作られたのが「青のり屋が本気でつくった青のりふりかけ」。すじあおのりの他、鹿児島県枕崎市の鰹節店「金七商店」の本枯節を使用し、有機白ごまと海洋深層水の塩のみで味付けしています。

炊き立てのご飯はもちろん、納豆ごはんや卵かけごはん、さらにうどんやパスタなどの温かいお料理の仕上げとしてふりかけると、ワンランク上の味わいに。

海藻を研究し、育て、持続可能な海藻食文化を創造する

日本の海域には1500種類を超える海藻が生息するものの、市場に流通するのはその中の数十種類ほどに留まります。「シーベジタブル」は、長年海に潜り海藻採取や分類を行っている専門家や、藻類の種苗生産に取り組んできた研究者、水質や栄養分析の専門家とともに海藻を研究。環境負荷も少ないと言われる地下海水を用いた海藻の陸上養殖に世界で初めて成功しました。海藻を蘇らせるだけでなく、どう食べてもらうかまで考え、研究・生産・料理開発の3チームで活動しているのも大きな特徴。「海藻で海も人もすこやかに」 をコンセプトに、海藻が生い茂る藻場の復活と、新たな海藻食文化作りに努めています。この取り組みは、失いかけている文化資産の価値に気づき、自分たちの手で今に息づかせたいと立ち上がる若手起業家として、2023年Forbes JAPAN CULTURE-PRENEURS 30にも選ばれました。

シーベジタブル

高知県安芸市穴内乙 688-9

>このブランドの商品はこちら