バルーンスリーブの美シルエットを楽しめる
久留米絣の2WAYドレスコート

福岡が誇る重要無形文化財である「久留米絣（くるめがすり）」を取り入れた、ビームスのオリジナルブランド「CATHRI（カスリ）」。職人による伝統的な藍染めの織物を、身近なファッションとして楽しめることで人気を博す同ブランドから、曲線とドレープを活かしたシルエットがモダンなドレスコートが届きました。ハリ感と光沢を備えたボディの生地はラグジュアリーな雰囲気を醸し出し、カジュアルシーンからフォーマルな場まで幅広く活躍してくれます。

CATHRIを手がけたのは、「ビームス」のディレクター佐藤幸子さん。久留米絣との出会いは2018年に遡り、福岡で開催されていた工芸展で久留米絣のブースに立ち寄ったことがきっかけだったと語ります。「たまたまのぞいたのですが、そこにいらした職人さんたちのモノづくりのエネルギーやこだわりに圧倒されてしまって……。久留米絣の成り立ちやストーリーも含めて惚れ込んでしまいました。その後すぐに、福岡県がモノづくりを応援するという企画があり、久留米絣に関わる事業を募集していることを聞きまして、急いで企画書を作って、県に提出しました」（佐藤さん）

帯の水玉柄は、佐藤さんがスケッチブックに描いたデザインイメージを職人が再現。「海外も含めて多くの人に日本の伝統を知ってもらい、日常的に楽しんでいただけたらと思います。まさに、歴史と格式のある場所に似合い、食事などを楽しむ際に着られるドレスをイメージして作りました」（佐藤さん）

腕周りのバルーンスリーブが引き立つよう、肘から手首までの袖部分はあえてタイトに仕上げたモダンなシルエット。袖のジップを上げてロールアップすれば、よりボリュームを強調した着こなしに。また、前を開けばコートのようにもなり、結び紐の位置や結び方などをアレンジすればさまざまな表情のコーディネートが楽しめます。

>「ANoTHER IMPERIAL HOTEL」6月ビームス特集
伝統工芸にデザインの力を重ねて “ビームス流”未来に繋ぐファッション

身近な人や職人とのストーリーを
「デザインの力」でファッションに昇華

1976年、東京・原宿で創業したビームス。1号店「American Life Shop BEAMS」に続き、世界の様々なライフスタイルをコンセプトにした店舗を展開し、ファッション・雑貨・インテリア・音楽・アート・食品などにいたるまで、国内外のブランドや作品を多角的に紹介するセレクトショップの先駆けとして時代をリードしてきました。約50年の歴史の中でファッションを体現したメンバーを集め、ディレクター・バイヤー経験のある佐藤幸子さんを中心に、2021年に立ち上げたプロジェクト『Calling BEAMS CRAFTS IN THE MAKING』。本プロジェクトは、後世に残すべきものづくりをしている多くの文化を守るため、ファッションというフィルターを通して新たな価値を生み出し、未来へと繋いでいくプロジェクトです。「CATHRI」と「HIZEN jewelry」は、プロジェクトの軸となるブランドで、カジュアルな洋服に関わってきたからこそ生み出す、新たな日本のストリートファッションとして、毎年少しずつ新作を生み出しています。

佐藤さんを軸に、職人やデザイナーなど、人と人の繋がりから生まれる唯一無二のクリエイションは多くのファンを獲得しています。最近は日本各地の伝統的なモノづくりを取り入れた商品開発にも力を入れており、ビームスならではの「デザインの力」を活かして地域の伝統技術や職人を応援する取り組みと、本モールの理念とが共鳴し、このコラボレーションがスタートしました。

世界各国のプロダクトを集め、オリジナリティ溢れる商品の魅力をストーリーと共に大切に届けるレーベル「ビームス プラネッツ」の店舗「ビームス プラネッツ リミテッドストア 下北沢」。小田急線線路跡地である下北線路街「Reload」の2階で、ウェアや雑貨の販売に限らず飲食の提供も行い、体験型イベントやワークショップなどを行う新しい形の店舗です。店内には大型のバーカウンターを設けており、常時飲食を販売するほか、飲食関連のイベントの実施や、不定期で夜間のバー営業なども行います。余裕のある店内を利用したワークショップの実施のほか、「ビームス プラネッツ」におけるサテライトオフィスの役割も持たせています。
「CATHRI」「HIZEN jewelry」のコレクションは、「ビームス プラネッツ リミテッドストア 下北沢」でも取り扱っています。

「ビームス プラネッツ リミテッドストア 下北沢」公式ページを見る

ビームス プラネッツ リミテッドストア 下北沢

東京都世田谷区北沢3-19-20 reload 2-1

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