古酒と梅酒の出合いから生まれた珠玉の一本

とろりとしながら、透明感のある味わいが喉をくすぐります。「高砂梅酒 1995年醸造酒仕込み」は、1995年に醸造した純米酒に梅を仕込んだ、贅沢な梅酒。古酒の持ち味である独特の香りと奥深い味わいが、たっぷりの梅の酸味や香りと出合うことで、よりピュアで馥郁（ふくいく）としたものとなりました。梅酒を完成させてから熟成させたものは時おり見られますが、古酒で仕込んだ梅酒は希少。長い歴史のある酒造会社ならではの独自の試みは、まさに「伝統と革新」が映し出された逸品です。

冷やしてストレートで、またはロックで。あるいは常温で。温度帯を変えると、ときに梅の香りが際立ったり、ときに古酒の風味が強く出たりと、異なる味わいをじっくりと感じることができます。五感でお楽しみいただきたいので、ぜひ色と香りがわかりやすい写真のようなロックグラスでどうぞ。「軽い練り切りなど、あっさりとした和菓子とも合いそうです」（本モールアンバサダー／バーテンダー・井戸）、「ソーダで割るとサラダなどとも相性がいいのでは」（同ソムリエ・平井）。

昨今注目を集めている、日本酒の古酒。年月を重ねるほど、香りと味わいのバランスが良くなるのも古酒の魅力のひとつです。高砂梅酒のベースとなる古酒は、精米歩合60%の純米酒。それだけでも優れた味わいを持つ日本酒に、厳選した能登産や紀州産の大粒の南高梅を、丁寧に洗浄して漬け込みました。甘さも控えめで飲みやすく、食前酒やブレイクタイムの一杯にぴったりです。

金谷酒造店を代表する銘柄の日本酒「高砂」は、その名からも結婚式やお祝い事などに人気の一本。清らかな味わいが持ち味の日本酒から生まれた高砂梅酒は、希少性だけではなく、なにより「美味しい」にこだわり造り上げました。1995年に生まれた方や結婚式を挙げられた方などへの贈り物としても喜ばれそうです。

明治２年創業。
小さな酒造会社だから出来るきめ細かな酒造り

加賀平野の米どころ・白山市にある金谷酒造店は、明治2（1869）年に創業した歴史ある酒蔵です。霊峰・白山を源流とする手取川の伏流水を使用してほぼ手作業で醸される日本酒は生産量が少ないため、知る人ぞ知るブランド。その確かな味わいは、一度飲んだら忘れられないと、地元の方やディープな日本酒好きの方々の熱い支持を受けています。

信条は、「酒文化に貢献する」「酒は食文化」。日本酒と料理のコラボレーションにも親しんでもらおうと、酒蔵には土蔵を改装したフレンチレストランも併設されています。日本酒を軸に、唯一無二を目指して独自の路線を切り拓き、チャレンジを続ける酒蔵のこれからにも注目です。

金谷酒造店

石川県白山市安田町3-2

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帝国ホテル バーテンダー

井戸 真

ストレートやロックでは、色と香りを楽しめるロックグラスがおすすめです。
軽い練り切りなど、あっさりとした和菓子とのペアリングもぜひお試しください。

帝国ホテル ソムリエ

平井慎之介

冷やしてソーダで割ると、サラダ等とご一緒にもおすすめです。