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プロダクトストーリー
京都の寺町通にある「清課堂」は錫や銀、銅など各種金属の工芸品を製造・販売する1838(天保9)年創業の老舗。工房では、七代目当主をはじめとしたベテランの職人が金鎚やろくろを使い、一点一点錫板から成形したり鋳造したりして作り上げた作品が並びます。手にすっぽりとなじむ錫製の器の内側に金箔を貼って仕上げた端正なタンブラーは、ANoTHER IMPERIAL HOTELオリジナル。錫と金のきらめきが非日常感を演出します。
ビールはもちろん、大きめの氷を入れてウイスキーや焼酎をオンザロックでいただくのもおすすめ。「使い込めば使い込むほど、段々と表情が変化していくのも錫の魅力です。一方内側の金は輝きを失うことがありません。その対比が楽しめるのも、このタンブラーならでは。ほぼ一生ものですので、ともに長く時を重ねていただけると嬉しいですね」(清課堂 七代当主 山中源兵衛さん)。
裏に押された刻印も手作りの証です。お手入れが難しそうと思われがちな錫ですが、通常の陶器と同様に柔らかめのスポンジで洗い、水気を拭き取れば大丈夫。直火にかけない、冷凍庫で保管しない、酸性のものを入れて放置しない、の3点は忘れずに守ってください。
錫製品はすべて一枚の錫板から作られます。錫にわずかな銀を配合した清課堂オリジナルの錫板をそれぞれの大きさに切り、丸めて、バーナーで溶接。タンブラーのベースの形が出来上がります。
タンブラーのベースが出来たら、次はろくろの作業に。タンブラーの縁となる部分をろくろで削り、口当たりや肌ざわりのよい角度にしていきます。
金鎚で打ち付け、「鎚目」の肌あいを入れていきます。丸いタンブラーの形はそのままに美しい鎚目を入れていくのは、ことさらに気を遣う作業。金鎚の金属部分の素材や硬さ、柄の塩梅など、使用する道具もひとつひとつの細部まで厳選しています。この後、底部分を溶接。
縁にやすりをかけて磨いていくと、なめらかになると同時に光沢も生まれます。最後に内側に金箔と漆を重ねて貼って仕上げます。
ブランドストーリー
1838(天保9)年、京都・寺町二条の地に初代・山中源兵衛が「錫源」として創業した「清課堂」。錫をはじめ、各種金属素材を使った製品は、宮中や神社仏閣などに多く納められています。一時期廃れかけた日本の「錫」文化を守り、伝え続ける貴重な一軒。店内にはタンブラーや皿、ちろりや徳利といった器類から根付まで幅広い錫・金属製品が並んでいます。
清課堂 七代当主 山中源兵衛さん。自らも錫をはじめとした金属製品の製作に携わります。「錫は口当たりも柔らかいですし、ほのかにスイカやウリのような独特の甘い香りもありますから、お酒や食べ物との相性がいいですよね」。
京町屋の店舗には、奥にギャラリーも。日本だけでなく、アジアやフランスなど世界各地で活躍するアーティストのモダンな金属系アートが展示されています。金属の新たな可能性を感じさせる、心躍るスポットです。
古くから道具街として知られる寺町通の一角にある老舗。清課堂の屋号は、清々しく暮らすという意味を込めて、富岡鉄斎が名づけたと言われています。古都ならではの風情ある外観は2013年に「京都景観賞」市長賞を受賞。
京都府京都市中京区寺町通二条下る妙満寺前町462
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商品について
1個
箱サイズ
縦120mm×横120mm×高さ125mm
本体サイズ
直径90mm×高さ93mm
※別サイズもご用意しております。
「錫 鎚目タンブラー 金箔押(小)」はこちら
「錫 鎚目タンブラー 金箔押(中)」はこちら
※写真はイメージです。
クレジットカード決済(一括払い)のみ
清課堂(京都府)より、ヤマト運輸 普通便 にてお届けいたします。
45営業日以内に発送いたします。
(土・日・祝日・ゴールデンウイーク・お盆・年末年始を除く)
送料については、「送料について」をご確認ください。
商品の発送・送料について
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