一鍋で二度美味しい！
ここにしかない料理長 杉本監修レシピをご家庭で

宮崎県の霧島連山の麓にて、牛の種付け、肥育から食肉加工まで行う一貫生産牧場、さらにレストラン「The TERRACE」を手掛ける「KIRISHIMA RANCH」。そのオリジナルの「霧島和牛」を使った牛鍋と〆のストロガノフの一鍋で二度おいしい特別セットを、帝国ホテル 東京料理長　杉本 雄が考案しました。まずはコンソメ※を使ったフレンチ牛鍋で。そして〆には、オリジナルレシピで仕立てた、ビーフストロガノフをお楽しみください。

※ハインツ日本「クリスタルコンソメ」を使用しております。詳細はこちら

まずは、コンソメスープを使って、宮崎で採れたきのこや季節の野菜をいれた鍋に仕立て、霧島和牛の肩ロースをそのスープにくぐらせてさっぱりといただきます。

さらにわくわくが続くのがビーフストロガノフに味変するところ。鍋に残ったスープにカットした玉ねぎ、マッシュルーム、パプリカ、トマトをいれ、玉ねぎに火が通ったら霧島和牛のサーロインをいれてサッと煮ます。軽く火が通ったらビーフストロガノフの素を加えて、ひと煮立ちさせれば完成です。

ビーフストロガノフの素は、牧場の抱える廃棄問題を聞いた杉本が考案したもの。消費が難しい牛脂や規格外のきのこなどを活用して美味しくいただけるよう、帝国ホテルのお客様に長年愛されてきたレシピで作り上げました。肉の味がしっかりとした霧島和牛のサーロインは、ビーフストロガノフと相性抜群。ぜひご飯にかけてお召し上がりください。

杉本が宮崎へ視察に訪れた際には、The TERRACE江口翔一シェフと相談し、色とりどりの宮崎野菜から、今回の鍋でお届けしたいものを厳選しました。どんな季節野菜が届くかは、箱を開けてからのお楽しみ。

季節のきのこと野菜、霧島和牛の肩ロースとサーロイン、さらにハインツのクリスタルコンソメスープ、ビーフストロガノフの素、米までがセットに。追加で食材を用意する必要もなく、さらにオリジナルロゴ入りの桐箱で届くので、そのまま盛り付けて置くだけでテーブルが華やぎます。

美味しさに繋がるサステナブルな取り組みを行う
KIRISHIMA RANCH

牛の繁殖から肥育まで自社一貫生産を行い、さらに産後の牛を再肥育して新たな価値を生み出す取り組みを重ねてきたKIRISHIMA RANCH。地域の人々と一緒に牛の糞も堆肥として利活用するなど、循環型を追求しています。

霧島和牛の特徴は、オメガ3脂肪酸※を含んだアマニ油を混ぜた自社開発の飼料を与えること。安心安全を第一に牛の餌にはホルモン剤や抗生物質などは使用しません。また仔牛には手やりで授乳をし、成長や体調に合わせて餌の配合を調整するなど、愛情と時間をたっぷり掛けて育てています。結果、上質な脂、きめ細かな美しいサシの入った霧島和牛になるのです。
※オメガ3脂肪酸とは：魚介やアマニ油、エゴマなどに含まれ、健康のために意識して摂るといいとされる不飽和脂肪酸の一つ。 血流改善、悪玉コレステロール値低下、アレルギー症状抑制など幅広い効果が期待され、注目を集めている。

当商品で使用しているのは、出産を経験した雌牛、経産牛。商品化が難しいとされる経産牛ですが、余すことなく命の恵みをいただくという考えのもと、KIRISHIMA RANCHでは再肥育を行います。最後の出産後6か月以上、ストレスを感じさせない環境に移し、栄養価の高い穀物飼料を中心とした飼料を与えることで、味わい深い赤身と程よくさっぱりとした脂のバランスの良い肉質に仕上がりました。

霧島和牛には、雄大な霧島連山の麓から引いた美味しい湧水を与えるというこだわりも。

霧島和牛の糞は攪拌して堆肥にし、近隣の農家でも活用しています。そのひとつが、都城ワイナリーのぶどう畑です。この地は火山灰質の土壌で雨が多いことから、栄養が水分とともにすぐに流れてしまうため、年間で使う堆肥の量は80トン以上。化学肥料不使用の安全で安心なぶどうが育てられることから、持続可能な農業の在り方にも繋がっているのです。

IT、デジタルの力を駆使して生産性を高めているKIRISHIMA RANCH代表取締役 末次淳二さん。「若い人たちにも、丁寧に再肥育された経産牛の本当の美味しさを知ってもらい、宮崎から畜産の未来へ貢献したいです」。

「牧場に入って気づいたのは、清潔さだけでなく牛の鳴き声がほとんどないこと。不快やストレスがなく、ひとなつっこく近寄ってきます。普段から人と接して愛情を注がれていることの裏付けです」（杉本）。

コンセプトは「Farm to Table」。大切に育てた霧島和牛を気軽に楽しんでいただきたいと、霧島和牛を販売する「霧島精肉店」、霧島和牛を薪で豪快に焼き上げるレストラン「The TERRACE」も運営しています。

KIRISHIMA RANCH

宮崎県都城市高崎町前田4261-1

>このブランドの商品はこちら

The TERRACE／霧島精肉店

宮崎県宮崎市吉村町天神前甲144-7

帝国ホテル 第14代東京料理長　杉本 雄

フランス料理の巨匠ヤニック・アレノ、アラン・デュカス氏のもとでシェフを務め、フランスを中心に13年間を過ごす。2017年に帰国後、帝国ホテルへ入社し2019年から現職。本モールでは食のアンバサダーとして商品選定、食のネットワークによる開拓、自らシェフとして出品ブランドとのコラボレーションにも関わる。