特集
商品を探す
view all
NEW YEAR’S SAKE SELECTION
新年のはじまりは、家族や親しい方々と新しい年を喜び合う大切なひとときです。そのため、お正月に飲むお酒は、いつもよりいっそう特別なお酒となります。今回は、本格派のあなただからこそ知っていただきたい、祝い酒の歴史やマナー、ANoTHER IMPERIAL HOTELでしか手に入らない特別な祝い酒についてご紹介します。
日本の正月に飲むお酒は、単に「お酒を飲む行為」だけを意味するのではなく、歳神様(としがみさま)を迎える儀式の一部として古くから根付いてきました。 「祝い酒」とは、その名の通り新しい年を祝うためのお酒であり、病を払い、長寿を願うという意味が込められています。そのため、お祝いの席にふさわしい、清らかで縁起のよいお酒を選ぶことは、その年の豊かさと健康を願う「粋な心遣い」を意味し、特別な一本を用意するのがよいとされています。
正月に飲むお酒として最も広く知られているのが「御屠蘇(おとそ)」です。御屠蘇は、数種類の生薬(屠蘇散)を日本酒やみりんに浸した薬酒であり、「邪気を屠(ほふ)り、魂を蘇らせる」という意味が込められています。一般的に、最年少者から年長者へと順に飲むのが正式な作法とされており、家族全員の健康を願う儀式的な側面が強いのが特徴です。御屠蘇が儀式的な側面を持つのに対し、「祝い酒」は、より自由に楽しむことを目的とした、新年を彩る特別なお酒として位置づけられます。
正月の祝い酒を選ぶ際、本格派の方にぜひご注目いただきたいのは、「生命力」と「清らかさ」を兼ね備えたフレッシュで力強いお酒です。特に新年にふさわしいとされるのは、新酒やしぼりたての日本酒です。 蔵で発酵を終えたばかりのフレッシュな味わいは、これから始まる新しい年への希望や勢いを象徴し、非常に縁起がよいとされています。 力強く、みずみずしいその味わいは、まさに一年の始まりを告げるにふさわしいものとなるでしょう。
家族と過ごす以外にも、仕事関係や格式のある場で「祝い酒」を楽しむためのマナーや心遣いについてご紹介します。
乾杯(献杯)時のマナー
「しぼりたて」のフレッシュな日本酒こそが、最も縁起のよい祝い酒とされていますが、搾りたての生酒は繊細で変化しやすいため、本来は酒蔵でしか味わうことができません。それを解決したのが「凍眠生酒(とうみんなまざけ)※」です。変化しやすく酒蔵でしか飲めない生酒を瓶ごと急速冷凍することで、搾りたての味わいを閉じ込め、冷凍のままお届け。ご家庭で搾りたての生酒が味わえます。
※凍眠生酒のおいしさの秘密・飲み方はこちら
※しぼりたて日本酒の魅力をもっと届けたい!「凍眠生酒」の誕生秘話はこちら
溶け始めのキンキンに冷えたお酒を「超冷酒」と呼び、凍眠生酒でしか味わえない特別な味わいをお楽しみいただけます。凍眠生酒をはじめて飲む方には、これまで体験したことのない、米の旨味やみずみずしさ、喉ごしをご堪能いただけます。
ANoTHER IMPERIAL HOTELでは、数々の「凍眠生酒」を取り揃えておりますが、その中でも、今回は新年にふさわしい、本来は蔵元でしか味わえない“しぼりたて”を閉じ込めた5つの日本酒をご紹介させていただきます。
創業300年以上の老舗酒蔵「増田德兵衞商店」は、日本初のスパークリングにごり酒を生み出し、にごり酒ブームの先駆けとなった存在です。今回ご紹介する「月の桂 祝米純米大吟醸 にごり酒」は、米の力を最大限に引き出した、搾りたてならではの瑞々しさを感じられる一本となっています。地元産の酒造好適米「祝(いわい)」を使用し、祝い酒としてご堪能いただきたいスパークリングにごり酒です。
江戸時代より続く老舗、豊島屋酒造の「金婚」は、その名の通り、新年などの祝いの席にぴったりな銘柄です。富士山の伏流水で仕込んだ“東京発”の日本酒は、上品なお米の香りと、すっきりとしたやさしい甘味が特徴です。和食や刺身などの生ものとの相性がよく、おせち料理をはじめ、新年の料理と合わせて飲んでいただきたい一本です。
近年のコンペティションでも多くの賞を獲得した「南部美人」は、伝統的な吟醸造りもさることながら、精米の吸水工程を手作業し、秒単位で管理。計算しつくした先に、華やかな香りと穏やかでやさしい甘味が続くバランスのよい一本に仕上がりました。白身の刺身や、蕎麦などとの相性がよく、お正月や新年の祝い酒にぴったりの一品です。
日本酒の平均精米歩合(玄米を外側から削り、残った割合)は約62%といわれていますが、こちらは驚きの7%!一切の雑味をそぎ落し、すっきり辛口ながら、お米の芯の持つふくよかな味わいとキレのよさをお楽しみいただけます。脂ののったアジやお寿司と相性がよく、製造から凍眠生酒を楽しむシチュエーションに合わせて瓶のデザインまでこだわりぬいたANoTHER IMPERIAL HOTEL限定の商品です。ぜひ祝い酒としてご堪能ください。
富山県産の酒造好適米「雄町」を8%まで磨き上げ使用した本商品は、2025年「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」純米大吟醸部門にてゴールドメダルを受賞。しっかりとしたボディを感じつつ上品で華やかな味わいが特徴です。和食全般によく合い、刺身や白身魚の鍋物から、ひとくせある川魚までバランスよくお飲みいただけます。日本酒造りの命ともいえる麹造りは、手間のかかる処理を行い、造り手の想いとこだわりが感じられる素晴らしい一本となっています。
お正月グルメもさることながら、凍眠生酒と一緒にぜひ味わっていただきたい、ANoTHER IMPERIAL HOTELでしか買えない絶品グルメをご紹介します。
天然の黒鮑は、買いつけだけでなく、その後の殻の汚れを落とす作業もひとつひとつ手作業。召し上がる際は、肉厚にスライス、真空パックの中に入っている鮑のエキスまで余すことなくご利用いただき、日本酒や白ワインをふって蒸すのがおすすめです。至福の海の恵みを新年の祝い酒とともに、ご堪能ください。
一般的に珍しい黒毛和牛の生ハム。今回は、帝国ホテル 第3代総料理長 杉本 雄が監修し、部位を厳選。サーロインを使用し、「自信作」と言える最高級牛生ハムが完成しました。冷凍でのお届けですが、常温に戻して約10分、絶妙な脂の入り具合で、口の中で溶けていき、優しい甘味が広がる至福の味わいとなっています。
古酒の持ち味である独特の香りと奥深い味わいが、温度を変えることで風味や香りが変わり、異なる味わいをじっくりと感じられます。新年の手土産や贈り物としても最適な一本となっています。
江戸末期から使っている甕(かめ)仕込みによる焼酎作りにこだわる蔵元「深野酒造」で造られた希少な古酒です。お召し上がりはストレートで、最初はキンキンに冷えた飲み始めから、温度が変わるにつれ、味の変化も楽しむことができます。
新年のはじまりを彩る祝い酒についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。日本酒好きな本格派の方にぜひ飲んでいただきたい「凍眠生酒」は、蔵元でしか味わえない「しぼりたて」の感動を新年に味わえるという特別感を与えてくれます。 ANoTHER IMPERIAL HOTELでしか手に入らない厳選した商品の中から、ぜひ2026年の始まりにふさわしい特別な一本を見つけてください。