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日本の正月に飲むお酒は、単に「お酒を飲む行為」だけを意味するのではなく、歳神様(としがみさま)を迎える儀式の一部として古くから根付いてきました。 「祝い酒」とは、その名の通り新しい年を祝うためのお酒であり、病を払い、長寿を願うという意味が込められています。そのため、お祝いの席にふさわしい、清らかで縁起のよいお酒を選ぶことは、その年の豊かさと健康を願う「粋な心遣い」を意味し、特別な一本を用意するのがよいとされています。
正月に飲むお酒として最も広く知られているのが「御屠蘇(おとそ)」です。御屠蘇は、数種類の生薬(屠蘇散)を日本酒やみりんに浸した薬酒であり、「邪気を屠(ほふ)り、魂を蘇らせる」という意味が込められています。一般的に、最年少者から年長者へと順に飲むのが正式な作法とされており、家族全員の健康を願う儀式的な側面が強いのが特徴です。御屠蘇が儀式的な側面を持つのに対し、「祝い酒」は、より自由に楽しむことを目的とした、新年を彩る特別なお酒として位置づけられます。
正月の祝い酒を選ぶ際、本格派の方にぜひご注目いただきたいのは、「生命力」と「清らかさ」を兼ね備えたフレッシュで力強いお酒です。特に新年にふさわしいとされるのは、新酒やしぼりたての日本酒です。 蔵で発酵を終えたばかりのフレッシュな味わいは、これから始まる新しい年への希望や勢いを象徴し、非常に縁起がよいとされています。 力強く、みずみずしいその味わいは、まさに一年の始まりを告げるにふさわしいものとなるでしょう。